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ヤノマミ族に衝撃 [日記/その他]

以前、知人から話を聞いて気になっていた、
NHKスペシャル「ヤノマミ 奥アマゾン 原初の森に生きる」
NHKオンデマンドで視聴した。



この種族は、人間の男は生命を終えると蟻やハエになり、女を蚊やダニとなって
地上に戻ってくると考えているらしい。
その蟻やハエとしての生命を終えて初めて死となるのだそうだ。


このドキュメンタリーのポイントは自分の子供が生まれた際に、
母親が独断で“精霊”と認定するか“人間”として受け入れるかを判断する事。

人間として受け入れられた場合、母親は一生をかけて守っていくが、
精霊と判断された場合、そのまま天に返される。

その返し方は、バナナの葉に包んで森の中の木にあるハチの巣のような大きな
白蟻の巣に入れられ、白蟻に食べさせ、最後に巣に火を放ち白蟻と共に火葬される。

要は、精霊として蟻となった“男”と共に天に返されるというのだ。

またもう一つ衝撃なのは、生まれたばかりの子供が
母親に抱かれもせず、しばらく葉っぱの上に産み落とされたままになっている事。
この時点では人間となっていない為らしい。
母親はしばらく考えて、抱きかかえる事で初めて人間として育てていく事を意味する。

そして抱かれない場合は精霊として天に返される事を意味する。


文化の違いはあれど、こういう文化をもった種族が地球上にいる事に驚いたが、
個人的には昨今日本でも報道される育児放棄もしくは、中絶の一種?(中絶の術がない為の)
という見方もできるのでは?と感じた。
またNHKのスタッフが150日間もこの種族と寝食共にしたという事が凄い。

是非一度視聴してみてください。
NHKオンデマンドでも視聴可能です。

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