30歳の頃の稲葉さん [稲葉浩志]
「夢見て失望して何かを悟った気持ちになってる」
稲葉さんも当時こんな事を感じていたのであろうか。
- アーティスト: B’z, Kohshi Inaba, Takahiro Matsumoto, Masao Akashi
- 出版社/メーカー: バーミリオンレコード
- 発売日: 1994/03/02
- メディア: CD
このアルバムについて軽く触れると、発売されたのが1994年の3月。
B'z初の2枚組みオリジナル・アルバムを発売するとあって、
新聞見開き広告が展開されてたのを鮮明に覚えています。
現在に至るまでこのアルバムは”2枚組オリジナルアルバム”としては
歴代最高売上（163万枚）を記録しているそうです。
さらにこの年には『LIVE-GYM '94 "The 9th Blues"』ツアーを1年間ぎっちり
行っています。確か90本近くだったと記憶しています。
「B'z史上一番過酷だったツアー」と稲葉さんが言ってました。
では何故1994年なのか。
それは私が敬愛する稲葉さんが今の私と同い年だったからです。
1964年生まれの稲葉さんも1994年には30歳。私も今年30歳を迎えるのですが、
一般人とは違う世界に生きる稲葉さんは今の私と同い年の時にどんな事を考え、
どんな経験・行動をしてたのか。
少し話を遡ると、B'zを取り巻く環境が大きく変わったのが1990年～1992年
頃で、その環境は稲葉さんに「自分自身の存在感」を求めさせたそうです。
相当悩んだ時期で「In The Life」ツアー終了後にはarizona方面に
一人旅に出たそうです。
『The 7th Blues』には、そんな体験をして悩みの殻を破った新生稲葉が
モロに出ている気がします。
否定的な心境の詞や行き場の無い男女の揺れ動く心境を表現した歌詞も多く、
テーマとしては結構重いのですが、そういったものを楽しむ余裕も出て
きはじめた頃だったのではないかと思います。
私はそんな体験談のような歌詞を通じて、稲葉さんを目標とし
日々がんばっていけるのですが、そんな中で
中田英寿が新たな目標を掲げながら引退を表明した。
世界で活躍してるからとかではなくて、サッカー以外にも語学やビジネスに
果敢に挑戦する優秀な同い年の彼を見て、稲葉さんと同じく本当に
器と言うか人間的に大きな人だと思う。
また田賀のマスターが「海老蔵（彼は年下）も人間的にでかくなってきた」と言う。
色々な話しを聞いて、一線で活躍する人の特有な人間的な器の大きさを
感じた。
そんな彼等を見て私は、こんなにも”差”が出てしまっている事に正直、
何とも言いがたい悔しさを感じる。
確かに彼等も稲葉さんと同じく、私とは違う経験をしてきたかもしれないし、
色々な人と会ってきたかも知れない。
しかし私も彼らには経験できない事を体験をしてきているはずだし、
色々な人と出会ってきた。
だからこそ、これだけの”差”がでてしまうのは単に個人の努力量の
差であって、
それ以外の何ものでもないと思うのです。
「夢見て失望して何かを悟った気持ちになってる」場合じゃない。
”自惚れ”てる場合じゃない。
がんばれる余地があるという事は幸せな事。
当時の稲葉さんもきっとそう言う風に考えていたに違いない・・・。
中田・・・il||li _|￣|● il||li 引退表明を知ったときはかな～りの衝撃でした・・・。
なんと言うか・・・ 見捨てられたようなキモチが自分勝手に出てきてしまってｗｗ でもヒデのｺﾒﾝﾄを読んでみて、彼が重圧から、サッカーを好きと率直に言えなくなってる自分がいて・・・というのを読んで、そっちの方が哀しくなりました。 そうですね。この頃の稲葉さんと同じ年齢なんですね。稲葉さんが歌を歌うことを好きと言えなくなった・・と言われたら、すごく悲しいと思う。
なので、選択肢はその人自身にあるものなんだと改めて気づきました。
彼の引退はとてもとても悲しいけれど、またサッカーを愛していられるヒデがいてくれた方が嬉しいです。
何事も自分がやりたいことを。好きなことを。 やる というのが1番なんでしょうね。
by sakuran (2006-07-10 16:58)
頑張れる余地があること、追い続けるものがあること・・・それはやっぱめちゃめちゃ幸せなことだと私も思います！稲葉さんと同じ経験と行動をしたからといって、やはり稲葉さんにはなれないわけですが、それにむけて頑張れるのはやはり美しいと思う←まさにB'z的思考！！それにしてもまたArizonaですねえ（笑）まじやばい・・・
by まちこ (2006-07-10 18:46)
ＴＡＫＡさんが思う”人間的な器の大きさ”とか、”これだけの差を感じてしまう”というのは、どんなことで思うんでしょうか。。。？
ブログの２０万ＰＶを聞いただけで、すごいな～と思いますよ！！
何かの目標があって、まだまだ実はやれるという自分がいて、
今日は見つめ直したんですかね。。。？
「夢見て失望して何かを悟った気持ちになってる」という言葉、ステキです。
というのは、自分に響く言葉でした。
このアルバム、聴いたことないので聴いてみようと思います！
by ocean-line (2006-07-10 20:02)
「人間的な器のでかさ。」
「だからこそ、これだけの”差”がでてしまうのは単に個人の努力量の差」
確かにそうかもしれないけど・・・。でも私たちは私たちが生きるべきフィールドがあるからさっ。努力量っていうか、努力の種類が違うんじゃないのかな・・・？稲葉さんと私たち。私たちとTAKAさん。みんな与えられたフィールド上で精一杯努力すればいいんじゃないのかなぁ。
だから私は「差」なんて感じるべきじゃないと思うよん★
by minmin (2006-07-10 21:27)
そうですよ！ｍｉｎｍｉｎさんの言うとおり、「差」なんて考えなくてもよいと思います。たしかに、稲葉さんも中田選手もすごい努力している人だと思います。
自分とは人種が違うんだなと思っちゃうくらいです。
でも、人それぞれフィールドが違うし、私から見れば、ＴＡＫＡさんの人間的な大きさや努力もすごいと思いますよ。偉そうなこと言ってすいません（＾＾；
自分も努力しなくちゃ、、、といつも思ってます。それぞれの目標にどれだけ近づけるかが大事じゃないかなと思います。
by ｋａｚｕ (2006-07-11 01:03)
！！！！！！！！！！！！
TAKAさん今年30歳を迎えられるんですね！
そのことに一番驚いてしまいました。
てっきり30代半ばかな・・・？なんて想像をしてたもので・・・（＾＾；）
ワタクシ今年34歳になりますが・・・
TAKAさんに比べたら私はアホーです。
TAKAさんはすごいです。
ましてや稲葉さんや中田さんなんて・・・神です。
「こんなことをしてる場合じゃない」そう思えるTAKAさんは、きっと何かを成し遂げられるんだと思います。
by たかひろ (2006-07-11 09:31)
そうですね。
人間本当に努力が大切です。
でも努力することはめんどくさかったりしますね。
だから怠ける→結局自分が満たされず文句タラタラです。
反省。。。
お互いもっと努力しましょう！
なんて言うのはウソの塊になるのでとても言えませんが
自分の人生を自分の納得できるものにしたい！
と思う日々です。
by いおり (2006-07-11 22:26)
sakuranさん＞
「稲葉さんが歌を歌うことを好きと言えなくなった・・と言われたら、すごく悲しいと思う。」
確かにこれはショックでしょうね。だけど稲葉さんはそういう事を思っても絶対言わない人のような気がします。私はそこに安心感を感じられます。
まちこ さん＞
稲葉さんになると言うよりも、稲葉さんと同じような経験をしたい
と言う感じでしょうかね～。だからアリゾナ行くべし！（笑）
natuさん＞
明確なものではないんですよね～。漠然としているのですが、明らかな差を自分では感じるんです。
おっしゃる通りでまだまだやれる！と言うのもありますね。
現状に満足できてないので（笑）
minmin へ＞
う～ん、同じフィールド内に限定して物事を考えるのが嫌なのかな～。これは性格なので仕方ないのですよ・・・（笑）
自分でもわかりにくいので、色んな解釈出ると思うけど、個人的には、例えば日本と言うフィールドで日本語だけを話すより、アメリカと言うフィールドの英語も話せるようになりたいといった感覚・・・。ある意味欲張りなのかな～（笑）
ｋａｚｕ さん＞
私の中では「差」って言うのはネガティブなものではないんですよね～。その「差」を知り、たとえ埋められなくても、埋めていく努力をする事が楽しみと言うか、埋める為にがんばれるといった感じなんですね。埋められたらまた一つ大きくなれるなと（笑）
たかひろさん＞
だいたい見た目も老けて見られます・・・（笑）
学生時代、19歳の時に30歳？って言われた事も（笑）
今は何歳に見られようが気にもならなくなりましたが・・・。
いおりさん＞
努力するって大変ですよね。
ある意味自分を痛めつけるわけですからね。
努力するなら楽しみながらしたいです。その為の方法を稲葉さん中心に日々考えています。いかに気分だけでもラクするか（笑）私の場合、これやったら稲葉さんに少し近づく！と思うだけで楽しくできたりします（笑）
by TAKA (2006-07-12 00:56)
書き込むのが遅くなってしまいましたが。。。
なりたいですよねぇ、器のでかい人間。懐の深い、強くて優しい人間に私は憧れます。でも『よし！』と思える時は、なかなかこないのだと思うし、思った時点で成長は終わりなんでしょうね。
なんせTAKAさん、まだ３０（２９？）じゃないですか！人生８０年の時代ですよぉ。あと５０年はあるのです。まだ半分も来てませんよっ。人に流れている時間の速さはそれぞれ違うと思うので、成長の段階も人によって違うと思います。なのでいづれ成果は必ず出るのです！…といつも自分を励ましているのですけどね。。。でもTAKAさんならどんどん器をでっかくしていきそう。月並みですが、自分を信じて頑張ってくださいね。
by とまと (2006-07-14 20:52)
とまとさん＞
お返事遅くなってすみません。
もう！30歳ですよ！ついこの前まで高校生だったのに・・・
って、かなり昔かな・・・（笑）
人生80年ですよね！お互いがんばりましょう！！
by TAKA (2006-07-16 16:00)